出版社内容情報
教育経験豊かな著者たちが理工系1～3年の大学生にマッチするように書き下ろした清新な教科書・参考書シリーズ．物理的意味を重視し，適切な演習問題を配したので，将来理工系のどの分野に進むにも十分な力が自然につく．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
正坊
1
Amazonの古本。自分の頭もさびついてきているので、けっこう時間がかかった。「理解した」とは言わないけど、ある程度は式を追ったり演習問題も手をつけながら、一応読了。最後の方のコマの部分は難しかった。Youtubeに解析力学の動画があるので、それを見ながらというのもよい。学芸大の小林晋平先生のなんかはけっこう分かりやすい(ただし、本書でいうとラグランジュの運動方程式までだが)。なお、156ページの(7.72)ラザフォードの散乱公式は、カッコに2乗がないとおかしいと思う。誤植かな？2022/01/25
舌噛
0
ハミルトニアンについて知りたくてこの本を読んだ。ラグランジュの運動方程式を解析力学を使わない例に当てはめることによって使い方にある程度馴染むことができた。演習問題の解説がこの手の本にしてはとても詳しく独学者にありがたかった。説明用の図もわかりやすくてよかった。本文の理論展開が単に文字の入れ替えだけの箇所が多くて正直退屈だった。基本的な概念の説明が、例えば剛体、なかったりするので、物理完全初心者ではなく力学の知識をある程度持った人が解析力学について最初の1冊として選ぶのに向いてそう。2022/03/30
