出版社内容情報
大学1,2年の学生を対象に,飛躍的な展開を示した現代生物科学の基本的知識・概念を整理して伝える入門シリーズ.ていねいな分かりやすい記述と,理解を助ける豊富なさし絵で,新しい生物科学の全体像を提示する.
内容説明
生物の体内では、さまざまな化学反応や各器官の機能がたくみに調節されて、複雑な生命現象が営まれている。この調節のメカニズムはどのようになっているのだろうか。本書は、生体の多様な調節機構に共通してみられるいくつかの基本原理を概観し、代謝、浸透圧、体温、呼吸と循環、神経系とホルモン、免疫、さらには生態系まで、さまざまなレベルでの調節の実際を具体的に解説する。
目次
序章 物質・エネルギー・情報
第1章 生体調節の基本機構
第2章 代謝の調節
第3章 内部環境の調節
第4章 呼吸と循環の調節
第5章 全身の調節系
第6章 調節現象を見直す