出版社内容情報
飛躍的に進歩した地球科学の成果の上に立って,日本の国土・環境をつくる山・川・平野・気候・生物……を互いに関連づけ,総合的にとらえる.各地の多様な自然の姿とその生い立ちを,世界との比較もまじえて語る.
内容説明
日本列島は四周を海に囲まれ、海ぬきに日本の自然を語ることはできない。黒潮や親潮などの海流と大小の渦が巻き流れる海洋の姿、陸からつづく海底の地形とその生いたち、そしてそこにすむ海の生物たちの特徴と、海洋の自然を立体的・総合的にとらえる。海の国日本の自然をみる新しい視点を提供する。
目次
1 海を見る視点
2 海底の生いたち
3 日本近海の海流
4 日本周辺の海洋生物
5 日本海
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Arisaku_0225
9
1987年発行。私たちが生活する大地の四方を海によって囲まれており、気候から食べ物、果ては文化に関係している。「海洋国家」だと形容されることもある日本だが、意外と海洋について体系的に学ぶ機会は少ない。本書は日本の海を地質、物理化学、そして生物の視点から概説したものである。初学者向け、というよりかは学部2-3年向けの少し読むのに前提知識が必要なものだった。難しいのが、海洋学というものはひとつの科学分野だけ知っていても太刀打ちできない学際的な学問領域で、本書もそれを痛感させられる内容だった。2025/09/29




