内容説明
本書は、放物型発展方程式理論の基本事項と、理学・工学など多方面から提出される非線形拡散方程式モデルへの応用の方法を示す。この理論は、実世界のさまざまな現象を記述する具体的な非線形拡散方程式モデルに対して、統一的・体系的な取り扱い方を提供する。上巻では、本書全体で使用される用語や重要事項の解説からはじめ、解析的半群に基づく可解性の理論を示す。
目次
1 準備
2 角域作用素
3 分数べきの定義域の特徴付け
4 線形発展方程式
5 半線形発展方程式
6 準線形発展方程式
本書は、放物型発展方程式理論の基本事項と、理学・工学など多方面から提出される非線形拡散方程式モデルへの応用の方法を示す。この理論は、実世界のさまざまな現象を記述する具体的な非線形拡散方程式モデルに対して、統一的・体系的な取り扱い方を提供する。上巻では、本書全体で使用される用語や重要事項の解説からはじめ、解析的半群に基づく可解性の理論を示す。
1 準備
2 角域作用素
3 分数べきの定義域の特徴付け
4 線形発展方程式
5 半線形発展方程式
6 準線形発展方程式