出版社内容情報
19世紀フランスの政治思想家トクヴィル(1805-59)が、アメリカ社会全般の透徹した分析を通して広い視野で近代デモクラシーを論じた、現代の民主主義を考えるにあたって読み直すべき古典的名著。1835年に刊行された第1巻(第2巻は1840年刊)では、アメリカ社会の具体的な分析を行なう。(全4冊)
内容説明
フランスの政治思想家トクヴィル（一八〇五‐五九）が、アメリカ社会全般の透徹した分析を通して、広い視野で近代デモクラシーを論じた、現代の民主主義を考えるにあたって読み直すべき古典的名著
目次
第１部（北アメリカの地形；出発点について、またそれがイギリス系アメリカ人の将来に対してもつ重要性について；イギリス系アメリカ人の社会状態；アメリカの人民主権原理について；連邦政府について語る前に個々の州の事情を研究する必要性；合衆国における司法権とその政治社会に対する作用について；合衆国の政治裁判について；連邦憲法について）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
numainu
1
評価B2015/05/08
宮月中
0
研究用。正直に書きますが難解であまり頭に入ってこなかった。かろうじて境遇の平等に重きを置いていること、そこから生まれる自由が新興国アメリカの各側面においてどのように発露するのかを詳細に分析していることは理解できる。後半に続く。2016/11/22
風見じじい
0
井伊玄太郎訳の「アメリカの民主政治」を読み始めたが序文の訳があまりにも固く、学生が訳したのかと思った。仕方なく、この本に乗換えようと思い読み比べながら進めた。この本も訳はあまり良くなく、本文の訳に関してはかえって劣っている部分もあります。2018/04/21
