内容説明
再度のギリシア侵入を企てギリシアにおしよせた新王クセルクセス率いる大遠征軍と、これを迎え撃つギリシア軍は激しい戦いを展開する。テルモピュライの戦い、サラミスの海戦など、のちの人々の語りぐさとなった両者攻防の激戦があますところなく語られる。
目次
巻7 ポリュムニアの巻
巻8 ウラニアの巻
巻9 カリオペの巻
感想・レビュー
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Masashi Onishi
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リファレンスとして、用意してあった本でしたが、結局通読してしまいました。手元に人物相関図と当時の地図←これは、本として出版されてる、があるとなお理解が進む。山場はやはり、マラトン上陸戦とテルモピュレイのレオニダス達300人のスパルタ人の奮戦でしょうか。しかし、最もそそるのはペルシア王クセルクセスの正妻、アメストリスの狂態ですね。彼女は若さを保つために子供達を生き埋めにしたり、夫の浮気相手である夫の姪を嬲り、乳房と耳と舌を削ぎ落としたりする悪女として描かれている。どなたかのブログでも言っていたが、歴史に登場2014/12/09