出版社内容情報
旅の道連れになった高野の旅僧が語る,若き日に経験した飛騨山中の怪異譚.自由奔放な幻想の中に唯美ロマンの極致を見事に描き出した鏡花文学の傑作.(解説=吉田精一)
内容説明
北陸敦賀の旅の夜、道連れの高野の旅僧が語りだしたのは、飛騨深山中で僧が経験した怪異陰惨な物語だった。自由奔放な幻想の中に唯美ロマンの極致をみごとに描きだした鏡花の最高傑作『高野聖』に、怪談的詩境を織りこんだ名品『眉かくしの霊』をそえておくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
作楽
13
泉鏡花さんの全集は重量的に重いので・・・。有名な作品をチョイス。高野聖は、面白かった!なんであんなに奔放で、生々しいのに、清純な感じがするんだろう、と思える女の人。高僧の若かりし日の迷路のような話ですが、これが好かれるのは分かるなぁと。眉かくしの霊は、ひんやり怖いですね!これが晩年の作品かぁ。鏡花さんは、最近主人公になったりゲームに出てきたりしてるので、気になったんですが~。確かに、ちょっと面白いかも。2014/10/21
a075
2
ひんやりとして瑞々しいこわさ。2009/01/31
Shoko Ochi
0
不思議なお話2編です。どちらも語り部がいるのですが、その口調が講談のようでした。その点でなじみがたく、読みづらかったのですが、お話的にはかなり面白怖かったです。お芝居みたいな。2015/01/28




