出版社内容情報
スコットランドの勇将マクベスは,魔女の暗示にかかり王ダンカンを殺し,悪夢の世界へと引きずり込まれてゆく.『ハムレット』『オセロウ』『リア王』と並ぶ四代悲劇の一.
内容説明
11世紀スコットランドの勇敢な武将マクベスは、魔女の暗示にかかり王ダンカンを殺し、悪夢の世界へ引きずり込まれてゆく。シェイクスピア(一五六四‐一六一六)は、一六〇〇年に三六歳で『ハムレット』を書いた後、四〇歳で『オセロー』、四一歳で『リア王』、四二歳で『マクベス』と、立て続けに四大悲劇を書いた。作者最盛期の作品である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷてらん
4
『悪魔のソナタ』シリーズの第3弾が、これに関わると聞いて読みました(不純)。名前は知ってたけど、実際読んでみるとかなり芝居がかっていて、難解な台詞ばかり。魔女という異様な存在が発した予言にとりつかれていく様は何とも興味深いですが…。普通に英語で読んでも多分全然理解できなかっただろうなと、解説読んで思いました。でもそういえば「きれいは汚い、汚いはきれい」って何処かで聞いた事あります。是非劇で観たいですなあ、元々劇な訳ですから。こうなったら他の「ハムレット」とか「リア王」とかも読んでみようか?2017/02/01
こまめ
1
こういう形で書かれるんだなぁと。勉強になる。2015/07/29
十三部Makio
1
小説としては読めません。元々脚本ですから。 これ読んだ後にスターウォーズ エピソード3を観るのをおすすめします。2011/02/03
sss
0
面白かった。2015/02/27
miyase
0
話は重いがマクベスが猛烈な勢いで王座を奪い、最後に殺されるまでスピード感がある。王を暗殺してからマクベスとマクベス夫人が睡眠をとれなくなってしまい、マクベス夫人が夢遊病になって苦しむ様に人間臭さを感じた。王の暗殺するのに尻ごみをするマクベスをマクベス夫人が叱咤したため、マクベス一人では王の暗殺は出来なかったように感じる。妻と子供をマクベスに殺されたマクダフは本当に悲しかったと思う。2012/12/20
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