出版社内容情報
ベネット家には5人の娘がいる.のどかな「田舎の村の家庭生活の絵」の中に,オースティン一流の精緻な人間観察とユーモアがある.
内容説明
オースティンにとっては「田舎の三、四軒の家族こそが小説の恰好の題材」なのだという。ベネット一家を中心とする恋のやりとりを描いたこの作品においても、作者が最も愛したといわれる主人公エリザベスを始めとして、普通の人々ひとりひとりの個性が鮮やかに浮かび上がる。若さと陽気さと真剣さにあふれた、家庭小説の傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一彩
1
「それ以上何も言わなかったけれど,心では同意できなかった」ことっていっぱいあるね。2019/01/18
Y.Yokota
0
文章に詩的なところが少なく単調な面もありましたが、多様な登場人物とその思惑が交錯する様子は大変面白く読めました。上巻はダーシー氏とエリザベスのやり取り、下巻はキャサリン令夫人とエリザベス、ダーシー氏とエリザベスのやり取りがハイライトかなと思います。2014/02/06
せんとりー
0
少女マンガのような展開だった。ハッピーエンドになってなにより。ごく一部は不幸になったり、未だに高慢だが2010/08/25
あるぱか
0
旧訳版でもいけるかと思って読み始めたが、想像以上に読みづらかった。機会があれば新訳版で読み直したい。2010/05/22
レモンケーキ
0
訳が直訳なのか、文章的におかしなところもあったが、それも含めて200年前の外国の話なのだと楽しめました2018/02/13
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