出版社内容情報
ベネット家には5人の娘がいる.のどかな「田舎の村の家庭生活の絵」の中に,オースティン一流の精緻な人間観察とユーモアがある.
内容説明
所はのどかなハーフォードシア。ベネット家には五人の娘がいる。その近所に、独身の資産家ビングリーが引越してきた。―牧師館の一隅で家事の合間に少しずつ書きためられたオースティンの作品は、探偵小説にも匹敵する論理的構成と複雑微妙な心理の精確な描出によって、平凡な家庭の居間を人間喜劇の劇場に変える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
15
キーラ・ナイトレー版視聴。彼女が、キラキラしている分、ダーシーがちょっとヘナチョコ、原作とは大分違う。共演はジュディ・デンチ、クランフォードの若い医師。2022/01/10
ごへいもち
12
古典文学がこんなに、くすくす笑うようなものだとは思わなかった。ベネット氏が可笑しい2010/07/25
せんとりー
1
登場人物が個性的で誰に対してどう考えているか、分かり易い。タイトルどおり「高慢と偏見」のせいでひたすら誤解し、すれ違っていくのが面白い。人物相関表を作りたくなるような本。2010/08/25
一彩
0
「・・・そんなにおほめをいただくほどのものでも そんなに悪く言われるほどのものでもありません・・・」って使えそう。2019/01/16