内容説明
(下)には第一三歌から第二四歌を収める。怪物たちとの戦いや冥界訪問など、オデュッセウス自身の語る奇怪な漂流冒険譚は終わりを告げて、物語はいよいよ、オデュッセウスの帰国、そして留守の間妻を苦しめていた悪逆な者たちへの復讐という、劇的な盛り上りに満ちた大英雄叙事詩のクライマックスへと突き進んでゆく。
目次
第十三歌 オデュッセウス、パイエケス人の国を発ち、イタケに帰還(四四〇行)
第十四歌 オデュッセウス、豚飼のエウマイオスに会う(五三三行)
第十五歌 テレマコス、エウマイオスを訪れる(五五七行)
第十六歌 テレマコス、乞食(オデュッセウス)の正体を知る(四八一行)
第十七歌 テレマコスの帰館(六〇六行)
第十八歌 オデュッセウス、イロスと格闘す(四二八行)
第一九歌 オデュッセウスとペネロペイアの出会い、足洗いの場(六〇四行)
第二十歌 求婚者誅殺前夜のこと(三九四行)
第二十一歌 弓の引き競べ(四三四行)
第二十二歌 求婚者誅殺(五〇一行)
第二十三歌 ペネロペイア、乞食(オデュッセウス)の正体を知る(三七二行)
第二十四歌 再び冥府の物語。和解(五四八行)



