出版社内容情報
明恵(一一七三‐一二三二)は,生涯釈尊を敬慕し続け,数度にわたってインド渡航を企てたが,病に倒れるなどして,遂に目的を果せなかった.のち栂尾高山寺に拠って,華厳・密教兼修の新しい教団の樹立につとめ,上下貴賤の信望を集めた.本文庫には,一九歳から記録しつづけた「夢記」のほか,和歌,遺訓に弟子の手に成る「伝記」を収める.
内容説明
明恵(1173―1232)は、生涯釈尊を敬慕し続け、数度にわたってインド渡航を企てたが、病に倒れるなどして、遂に目的を果せなかった。のち栂尾高山寺に拠って、華厳・密教兼修の新しい教団の樹立につとめ、上下貴賤の信望を集めた。本文庫には、19歳から記録しつづけた「夢記」のほか、和歌、遺訓に弟子の手に成る「伝記」を収める。



