出版社内容情報
ゲーテ,ハイネ,リルケなど日本人に早くから親しまれてきた詩人はもちろん,ブレヒト,ツェラン,エンツェンスベルガーら現代詩人まで,38詩人,82篇を精選.原詩に練り上げられた日本語訳詩を対照した待望の1冊.
内容説明
ゲーテ、ハイネ、リルケなど日本人に早くから親しまれてきた詩人はもちろん、ブレヒト、ツェラン、エンツェンスベルガーら現代詩人まで38詩人82篇を精選。原詩に練り上げられた日本語訳詩を対照させた。ドイツ詩の魅力を心ゆくまで堪能させてくれる待望の一冊。
目次
クロプシュトック「春の祝い(抄)」
ゲーテ「プロメテウス」
ゲーテ「旅人の夜の歌」
ゲーテ「魔王」
ゲーテ「ミニヨン」
ゲーテ「ローマ悲歌8」
ゲーテ「至福の憧れ」
ゲーテ「千の姿に」
ゲーテ「原初の言葉 オルフェウスにならって」
ゲーテ「悲歌(マリーエンバート悲歌)」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏もち
1
なんだか言い回しが難解で長文が多いせいか、良さがよく分からなかった。私の感性が乏しいのか人生経験が足りないのか、はたまたドイツ語が分からないためかは分からないけど、十年後くらいにまた挑戦してみたい。2016/02/10
壱萬参仟縁
0
愛する人にどんなふうに感情を伝えたらいいのか、と思い、リルケの「ばらよ、きよらかな矛盾」(p.233)と、ブレヒトの「こいびとたち」(pp.281-282)をチョイスした。ドイツ語も書かれているので、音読してみて、その意図するところを探り、邦訳でその文化的な齟齬も確認しながら、味読できれば、相手にも少しは伝わるのかもしれない。2012/06/10
Narr
0
訳でつまづく事もある洋モノの詩ですが、有名どころをおさえてくれているので、知ってるものを楽しみながら新しい人や作品を知る切欠になるかと。2010/05/21