ワイド版岩波文庫<br> ルバイヤート

ワイド版岩波文庫
ルバイヤート

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000070959
  • NDC分類 929.91
  • Cコード C0398

出版社内容情報

過去を思わず未来を怖れず,ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し,生きることの嗟嘆や懐疑,苦悶,望み,憧れを,平明な言葉と流麗な文体で歌う.11世紀ペルシアの科学者オマル・ハイヤームの4行詩.

内容説明

過去を思わず未来を怖れず、ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し、生きることの嗟嘆や懐疑、苦悶、望み、憧れを、平明な言葉・流麗な文体で歌った四行詩の数々。十一世紀ペルシアの科学者、オマル・ハイヤームのこれらの詩は、形式の簡潔な美しさと内容の豊かさから、ペルシア詩の最も美しい作品として広く愛読されている。

目次

解き得ぬ謎
生きのなやみ
太初のさだめ
万物流転
無常の車
ままよ、どうあろうと
むなしさよ
一瞬をいかせ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YVI

5
この内容がイスラム圏の古典として残っていることに驚いた。ずっと四行で、多くがaabaの韻を踏んでいるように訳されていて、訳者の苦労と創意工夫を感じつつリズム良く読めた。著者にとってはイスラム教は征服者の宗教、昔の王朝を懐かしみつつ、復活などないと言い切る。生は一度きり、誰もこの旅路から帰った者はない。あの世で楽土に行けると決まってもいない。生まれ落ちてしまったなら、この世を楽土にするしかない。恋をし、花を愛でて、楽のしらべをきけ。先のこと、過ぎたことは忘れよう。何度でも言う、酒を飲んでこの一瞬を楽しめ。2021/05/04

s2s

0
多分この版。メモに訳者がなくて図書館で検索した……。2001/05/12

aoka

0
「この一瞬を愉しめ」2009/01/08

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