出版社内容情報
営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考.マックス・ヴェーバー(一八六四‐一九二〇)が生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の出発点を画す.旧版を全面改訳して一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した.
内容説明
営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考。マックス・ヴェーバーが生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の出発点を画す。旧版を全面改訳して一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した。
目次
第1章 問題(信仰と社会層分化;資本主義の「精神」;ルッターの天職観念―研究の課題)
第2章 禁欲的プロテスタンティズムの天職倫理(世俗内的禁欲の宗教的諸基盤;禁欲と資本主義精神)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
2
流石ウェーバーさん、文章が病んでらっしゃる....笑2013/12/22
ぎぃ~
1
大学時代に一度読んでいるが約30年振りに再読。歳をとり当時分からなかった資本主義とウェーバーの言う近代資本主義との違い、また禁欲とキリスト教的禁欲の違いがわかるようになると、この本の論理構成の凄さに感服させられる。難解であるが現代の歪んだ資本主義から見るウェーバーの世界は色々な気づきがある。2025/09/11
ひよこ
0
課題のために早急に読むことになった。あせって読むもんじゃないwwwなんだか損した気分。2011/08/04
さかきばら
0
基本中の基本。いつ読んでもすばらしい論理展開2008/05/27
Book-read
0
自分にとってはかなり難解だった。が、理解できるところもあった。追って書評もまとめることにする。せっかく読んだのだから力にしたい。 本書は、「近代資本主義は、商業押せ押せのところからではなく、むしろ、営利活動を嫌うところから生まれた」、と主張する著者の論文である。 2018/06/03
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