出版社内容情報
紀貫之ら四人に勅撰和歌集作成の命が下ったのは延喜五(九○五)年のことであった.『万葉集』以後長いあいだ,公の席では漢詩文が隆盛を極めていただけに,選者たちの喜びは大きかったに違いない.約十年の歳月をかけ,古今の和歌を精選して成った.作風は万葉風にくらべ理知的・内省的で技巧に富み後世に絶大な影響を与えた.
内容説明
紀貫之ら四人に勅撰和歌集作成の命が下ったのは延喜五(九〇五)年のことであった。『万葉集』以後長いあいだ、公の席では漢詩文が隆盛を極めていただけに、選者たちの喜びは大きかったに違いない。約十年の歳月をかけ、古今の和歌を精選して成った。作風は万葉風にくらべ理知的・内省的で技巧に富み、後世に絶大な影響を与えた。
目次
春歌
夏歌
秋歌
冬歌
賀歌
離別歌
羇旅歌
物名
恋歌
哀傷歌
雑歌
雑体
大歌所御歌・神遊びのうた・東歌・墨滅歌
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すいれん
2
復習用に購入。曽根好忠集読了したので古今集を復習。何か和歌集を勉強したら万葉、古今をおさらいせよ、との高校の古文の先生の教え。人の名前にレ点打つ先生だったけど、リスペクト半端なかったなぁ。実践中。岩波文庫のワイド版、とても読みやすい!書き込みもできるぐらいの余裕があるのでそうしようかなと画策。31文字に言葉が凝縮されていて読んでいるうちに言葉が膨らんでいく感覚が好き。だいぶ覚えてる歌が増えたけど、最近思い出せないものが増えているので勉強続けねば。2019/07/02
なっこ
0
定期的に読み返す本2009/08/15
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