内容説明
地球はさまざまな物質から作られている。それらの物質は、地球内部のコアやマントル、地表、大気・海洋、磁気圏など、それぞれ大きく異なる環境で存在している。各物質の物理的性質を理解できれば、実験では得られない状態にある物質の様子や挙動、地球・惑星システムの進化までを論ずることができる。“物質としての地球”を学ぶ基礎。
目次
1 地球と惑星を構成する鉱物の構造
2 地球と惑星を構成する鉱物の物性
3 メルトの化学と物性
4 地球構成物質の高圧相転移と熱力学
5 造岩鉱物の熱力学
6 元素の挙動
著者等紹介
鳥海光弘[トリウミミツヒロ]
東京大学大学院新領域創成科学研究科特任教授
河村雄行[カワムラカツユキ]
東京工業大学大学院理工学研究科教授
大野一郎[オオノイチロウ]
愛媛大学大学院理工学研究科教授
赤荻正樹[アカオギマサキ]
学習院大学理学部教授
川嵜智佑[カワサキトシスケ]
愛媛大学大学院理工学研究科教授
清水洋[シミズヒロシ]
広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。