内容説明
地球の科学から惑星・太陽系の科学へ。隕石などの地球圏外物質から、太陽系天体の原材料を分析する。クレーターから、天体形成の基礎である衝突現象を読み解く。太陽系天体はどのような構造をもつのか。その起源と進化の過程とは。そして、地球はなぜこのような“地球”となったのか。惑星という視点が明らかにする、新たな地球理解の方法。
目次
1 惑星物質科学
2 惑星上の衝突過程
3 比較惑星系形成論
4 惑星大気・惑星磁気圏
5 惑星と衛星の地質、内部構造
6 太陽系の小天体
補章 小惑星
著者等紹介
松井孝典[マツイタカフミ]
千葉工業大学惑星探査研究センター所長
永原裕子[ナガハラヒロコ]
東京大学大学院理学系研究科教授
藤原顕[フジワラアキラ]
元宇宙航空研究開発機構教授
渡邊誠一郎[ワタナベセイイチロウ]
名古屋大学大学院環境学研究科教授
井田茂[イダシゲル]
東京工業大学理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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