地球環境と保全生物学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000069663
  • NDC分類 460.8
  • Cコード C3345

出版社内容情報

生物多様性や健全な生態系を持続させるために、保全生物学は、広範な研究領域を取り入れた総合的な科学に発展しつつある。生態学の基礎をおさえつつ、気候変動やランドスケープ、資源管理など、今日的視点から解説する。

内容説明

環境問題を解決するために、科学への期待はきわめて大きい。保全生物学は、生物多様性や健全な生態系を持続させるための「使命の科学」として、広範な研究領域の手法や知見を取り入れた総合的な科学に発展しつつある。生態学の基礎をおさえつつ、気候変動や景観生態学、資源管理など不可欠な要素を、今日的視点から解説する。

目次

1 保全生物学/保全生態学のルーツと発展
2 絶滅・侵入・適応と生態系変化の生物学
3 地球温暖化と生物多様性
4 空間の保全生物学
5 生物資源の持続的管理
6 生物多様性と保全と持続可能な利用―保全生態学からのアプローチ

著者等紹介

鷲谷いづみ[ワシタニイズミ]
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専門は、生態学、保全生態学

椿宜高[ツバキヨシタカ]
京都大学生態学研究センター教授。専門は、動物生態学、繁殖生物学、保全生態学

夏原由博[ナツハラヨシヒロ]
京都大学大学院地球環境学堂教授。専門は、生態学、森川里海連環学

松田裕之[マツダヒロユキ]
横浜国立大学大学院環境情報研究院教授。専門は、数理生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。