内容説明
ヒトはどこから来てどこへ行くのか―。人間の最大の特徴は、物語る能力にあるホモ・ナランスという新しい人間観を提出する。
目次
1 総論 ホモ・ナランスの可能性
2 神話から見たヒトの起源と終末
3 レンブラントの懐疑―堕落と自由のあいだ
4 “権利”と“平等”をめぐる断章―欠如とともにある生の視点から
5 人とヒト―パーソン論の視座を通して
6 ヒトがヒトを殺すとき
7 「知識を自然の中に置く」とはいかなることか―自然化された認識論の現在
8 座談 動物と機械のあいだ
著者等紹介
野家啓一[ノエケイイチ]
1949年生。東北大学大学院文学研究科教授。専門は現代哲学・科学哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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