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マクロ進化と全生物の系統分類

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000069212
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C3345

内容説明

40億年におよぶ生物進化の大きな流れをいかに追究するか。遺伝子解析によって系統進化をたどる手法の発展は、現生の生物の成り立ちについて予想外の結果をもたらした。また、多細胞動物の胚や軟組織の化石が新たに発見され、進化のシナリオは再検討を促されている。現生の生物からの情報を横糸に、化石資料からの情報を縦糸にして、進化研究はさらに展開していく。生物への認識を問い直すべく、挑戦する分類学を紹介し、大量絶滅を進化の文脈で位置づける。

目次

序 ヒト、地球、生命、そして進化
1 進化がもたらした多様性の認識―分類学の挑戦
2 分子系統でたどる生物の歴史
3 先カンブリア時代からカンブリア紀の生命の歴史
4 植物化石が語る進化
5 絶滅という進化
結び 縦軸進化学のすすめ

著者等紹介

佐藤矩行[サトウノリユキ]
1945年生まれ。京都大学大学院理学研究科教授

柁原宏[カジハラヒロシ]
1972年生まれ。北海道大学大学院理学研究科助手

馬渡峻輔[マワタリシュンスケ]
1946年生まれ。北海道大学大学院理学研究科教授

長谷川政美[ハセガワマサミ]
1944年生まれ。統計数理研究所教授。総合研究大学院大学教授(併任)

大野照文[オオノテルフミ]
1951年生まれ。京都大学総合博物館教授

西田治文[ニシダハルフミ]
1954年生まれ。中央大学理工学部教授

川上紳一[カワカミシンイチ]
1956年生まれ。岐阜大学教育学部教授

石川統[イシカワハジメ]
1940年生まれ。放送大学教授。東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

18
#説明歌 絶滅と進化分類断続と断絶マクロミクロ関係2017/07/23

家の中のぱっぽ

1
生物の系統分類とその歴史を参考文献、論文も丁寧に引用されていて、図鑑などで記されている「恐竜は隕石によって絶滅したかも!?」みたいな抽象的な表現ではなく根拠をしっかりと解説されています。 市販の図鑑以上の知識を得たい、分類学、進化学の基礎の基礎を学びたいたという初学者や大学生、もう少し視野を広げて勉強したい方などにおすすめです。少し古いですが。2021/11/22

やす

1
分類学の歴史と近況がわかった。基準を定められない困難と物証が少ない困難が大変だ。 シリーズを一通り読もう。2021/01/12

からおの

0
系統進化に関して、分子とか化石の話題。2017/11/24

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