出版社内容情報
自然の変転きわまりない現象を理論的に把握するために,微分と積分は欠かせないことばである.その意味と意義を直観的に感じとってもらうために,多彩な1変数関数を登場させその性質を提示しながら1歩1歩解説する.
内容説明
自然の変転きわまりない現象を論理的に把握してゆくために、微分と積分は欠かせない「ことば」である。その意味を直観的に感じとってもらうために、1変数のいろいろな関数を登場させその性質を提示しながら、一歩一歩ていねいに説明する。高校程度の数学を終えた読者が無理なく学べる、最適の微分積分入門。
目次
第1章 数列と関数(数列;数列の極限;実数の基本性質;連続関数)
第2章 微分(微分の概念;関数の増減と極大極小;高階の導関数;2階導関数と関数のグラフの凹凸;2変数関数の微分;テイラーの公式)
第3章 積分(不定積分;定積分;定積分と不定積分;広義積分;積分における平均値の定理とテイラーの公式;パラメータを含む関数の積分)
第4章 無限級数(無限級数;ベキ級数と解析関数)
著者等紹介
青本和彦[アオモトカズヒコ]
1939年生まれ。1961年東京大学理学部数学科卒業。現在、名古屋大学名誉教授。専攻は解析的積分論
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