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数学、この大きな流れ
リーマン予想の150年

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  • サイズ A5判/ページ数 138p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000067928
  • NDC分類 413.5
  • Cコード C3341

出版社内容情報

数学では超難問とされるリーマン予想。なぜリーマン予想は難しいのか。これまで誰も解決できなかった原因は何か。リーマンが提起してちょうど150年。その苦闘の歴史を辿る。解決のヒントは「原点」にあると主張する労作。

内容説明

素数とは何かという根本問題につながる数学の超難問リーマン予想。ヴェイユ、グロタンディークなど名だたる数学者の果敢な挑戦を受けつつも今なお難攻不落である。なぜリーマン予想は難しいのか。解決に誰も成功しなかったのはどこに原因があったのか。数学者リーマンが提起してちょうど150年という節目に、その苦闘の歴史を辿る。また解決にあたっては、リーマンが夢見た「ゼータ革命」ともいうべき原点に立ち返るべきだと主張する。

目次

第1章 リーマン予想の背景
第2章 リーマン論文とその余波(1859‐1900)
第3章 リーマン研究の深化(1901‐1950)
第4章 ゼータ零点・極の固有値解釈二題(1951‐2000)
第5章 リーマンゼータへの回帰(2001‐2009)
第6章 リーマン予想研究の諸問題
第7章 未来への展望―絶対数学の視点から

著者等紹介

黒川信重[クロカワノブシゲ]
1952年生まれ。1975年東京工業大学理学部数学科卒業。現在、東京工業大学大学院理工学研究科教授。専攻は数論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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