遊動する旧石器人

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  • サイズ B5判/ページ数 163,/高さ 27cm
  • 商品コード 9784000067874
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0321

出版社内容情報

後期旧石器時代,人々はどのような動物をどのように獲っていたのか.石器の原石はどこから入手し,どう製作したのか.豊富な図版・復元図をもとに,生活・社会の様子を大胆に示す.また北海道の細石刃文化の担い手が東北へ,さらに南へと植民していく過程をダイナミックに描く.

内容説明

日本列島の後期旧石器時代、人々はどのような動物をどのような方法で獲っていたのか。そのために使われた石器は、原石をどこから入手し、どのように製作したのか。豊富な図版・復元図をもとに、生活・社会のようすを具体的に示す。また北海道の細石刃文化の担い手が、東北地方へ、さらにその南へと植民していった過程をダイナミックに描く。

目次

1 旧石器時代の自然と暮らし(旧石器時代の歴史はさけて通れない;後期旧石器人の風貌;寒冷気候下の森林と動物狩猟;住居跡と焚き火)
2 道具づくりと地域文化(後期旧石器文化の枠組み;石刃技法と石刃石器群;石斧をもつ旧石器文化)
3 集団の成りたちと遊動生活(円陣キャンプの集団;石器づくりの原石を求めて)
4 細石刃文化の波及から縄文文化の成立へ(北方細石刃文化の植民集団;神子柴文化と縄文時代のはじまり;植物食の文化と定住生活)

著者等紹介

稲田孝司[イナダタカシ]
1943年大阪生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。現在、岡山大学文学部考古学研究室教授。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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