出版社内容情報
力学は物理学の中で最も早く確立されながら,いまなお新鮮な展開をみせている.第I部では,力学の基本的枠組みを解析力学の理論構成に重点を置いて議論する.第II部では,力学の現代的発展を具体的に解説する.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NагΑ Насy
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基礎編再読。変分法、作用原理、ルジャンドル変換、正準変換、Noetherの定理と保存量など。展開編ははなから楕円関数とか出てきて自分の数学の知識がたりなさ過ぎて辛い。2013/09/27
PapaShinya
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大貫さんの基礎編は、辞書的に使って、吉田さんの展開編を。吉田さんの”力学における解ける問題と解けない問題”の中の後半、消化不足のところをこの本でと。が、わからないところが、更にわからなくなる。だって、可積分系は実は積分できませんでしたと言われても・・・。散逸系に興味のある自分には、もともと可積分系の人たちの言うことは、どうせコンピュータの中でしか起こらない現象でしょ、とオナニー研究者の妄言くらいにしか考えていなかった。軽率でした。自分の理解が全く足りてませんでした。基礎から勉強し直しますっ!2022/07/24