現代物理学叢書
電磁力学

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000067522
  • NDC分類 427
  • Cコード C3342

出版社内容情報

統一場の理論という観点から,電磁気学の論理構造と基本原理を明快に示す.前半では,基本的な実験式からマクスウェルの方程式を導く.後半では,電磁波について解説し,特殊相対論とゲージ場の理論について詳述する.

内容説明

電気、磁気および光学現象という一見異なった3つの現象を統一的に扱う場の理論が電磁気学であり、またそれはゲージ不変性という単一の原理から導くこともできる。本書は、統一場の理論という観点にたって、電磁気学の論理構造を明快に示し、電磁気的な諸現象の背後にひそむ基本原理を明確にする。前半では、電磁気現象におけるいくつかの基本的実験式を求め、それらをもとにしてMaxwell方程式を導く。後半では、Maxwell方程式による予言としての電磁波について解説し、さらにMaxwell方程式の対称性から自然に導かれる特殊相対性理論とゲージ場の理論についてくわしく解説する。岩波講座としての第2次刊行に際し、運動する荷電粒子による電磁波の放射、および相対論的電気力学について、補章として加筆した。

目次

1 静電気現象
2 静磁気現象
3 電流による磁場
4 電磁誘導
5 電磁場の基礎方程式
6 電磁波
7 相対論的不変性
8 Lagrange形式のMaxwell理論
9 ゲージ場の古典論
補章1 運動する荷電粒子による電磁波の放射
補章2 相対論的電気力学

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