出版社内容情報
メビウスの帯は,はさみとのりを使って誰でも作れる不思議な曲面.この曲面からたくさんの数学の定理が生まれてきた.本巻では,メビウスの帯だけでなく,紙を折ったり切ったりして作れるいろいろな曲線や曲面に関する問題を数多く紹介する.アルキメデスから現代の微分幾何につながる問題まで,空間図形の奥深さが味わえる.
内容説明
メビウスの帯は、はさみとのりを使って誰でも作れる不思議な曲面。この曲面からたくさんの数学の定理が生まれてきた。本巻では、紙から作るいろいろな曲線や曲面に関する問題を紹介する。アルキメデスから現代の微分幾何につながる問題まで、空間図形の奥深さが味わえる。
目次
第9講 カスプ
第10講 4頂点を巡って
第11講 線分が切り取る面積
第12講 平面曲線を変形すると
第13講 1枚の紙を折り曲げて作る曲面
第14講 メビウスの作った曲面
第15講 もう少し紙折りをしてみると
第16講 曲面上のいろいろな直線
第17講 3次曲面に含まれる27本の直線
第18講 網の幾何
第19講 クロフトンの公式
著者等紹介
蟹江幸博[カニエユキヒロ]
三重大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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