時・否定と取り立て

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000067171
  • NDC分類 815
  • Cコード C3381

出版社内容情報

文の意味内容を広げていく文法現象として,まず,テンス,アスペクトという時に関わる表現を取り上げる.そして,さまざまなレベルの否定表現について解説し,「…だけ」「…も」のような取り立ての表現について述べる.

内容説明

本書では、まず、文の骨格部分に付け加わり、文の意味内容を広げる領域を扱う。まず事態を発話時との時間的先後関係で位置づけるテンスと、事態の内的時間構成を取り扱うアスペクトを取り上げ、現時点での研究の全体像を示す。次に単語から文・発話レベルまで、さまざまな否定表現について解説する。そして事柄を他の事柄との関連を背景に取り上げるとりたてについて、「…だけ」「…も」などのとりたて詞を中心に述べる。

目次

1 時の表現(文の意味・形と時;シテイルの基本的意味;継続相と語彙・構文 ほか)
2 否定の表現(否定文の諸側面;文法的否定形式と語彙的否定形式;否定と呼応する形式 ほか)
3 とりたて(とりたて詞の統語論的特徴;とりたて詞の意味論的特徴;とりたてのフォーカス ほか)

著者等紹介

沼田善子[ヌマタヨシコ]
筑波大学文芸・言語学系。共著に「時・否定と取り立て」がある
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感想・レビュー

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なつき

1
『日本語の文法2 時・否定と取り立て』読了。内容はタイトルにある通り、時の表現、否定の表現、とりたて。言葉の意味より、文法的な機能に注目している印象。テンスとアスペクトとムードの概念はすとんと落ちるかのようにわかった。意識せず用いている日本語は、こんなにも体系化して細分化できる。2016/12/02

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