出版社内容情報
地球をおおい,豊かな生命を育む海や酸素を含む大気は,いつ,どのようにして生まれたのか.地球進化論の第一人者が,古代の環境を残す縞状鉄鉱層や太古の生命の息吹を伝えるストロマトライトなどを訪れ,地球の進化をたどる.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
20億年前は太陽の強度は30%低い。計算すると、0℃となる。現実はそうなっていない。早い段階で地殻からガスが抜けて、大気が形成された可能性がある。2017/02/26
中性子星
0
オーストラリアの地質旅行記+46億年前から現在までの海洋と大気の組成がどう変遷してきたかの説明。コンピュータシミュレーションで初期条件は二酸化炭素と水蒸気の状態から計算するらしい。あとストロマトライトは藻が出した粘着性の液に周囲の砂がくっ付いてできるもので、ブヨブヨしてるってのも記憶に残る。2016/02/21
若狭 健太
0
前半の読みやすい旅行記で油断したところを 中盤難しくなった地学?の話でいきなりふるいおとされた 表題にもなっている地球進化という言葉は比喩表現なのかと 思っていたが 本文中にも地球進化、大気進化などの言葉がでてきて 生物学的な「進化」の使い方の違いに少し戸惑った2025/04/24
-
- 和書
- あけやらぬみずのゆめ