ものが語る教室―ジュゴンの骨からプラスチックへ

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ものが語る教室―ジュゴンの骨からプラスチックへ

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  • サイズ 46判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000063388
  • NDC分類 407
  • Cコード C0045

出版社内容情報

学力が重視される今日、本当の教育とは何か。生き物や骨を使ったユニークな授業を行ってきた人気教師が、謎の骨を拾ったことをきっかけに、プラスチックに話が広がる授業づくりを大公開。化学教師で新たな実験を次々に生み出した亡き父との対話からも着想を得て、理科教育論を深める。ときに笑い、ときに涙の自伝的エッセイ

内容説明

学力が重視される今日、本当の教育とは何か。生き物や骨を使ったユニークな授業を行ってきた人気教師が、謎の骨を拾ったことをきっかけに、プラスチックにまで話が広がる授業づくりを大公開。化学教師で新たな実験を次々に生み出していた亡き父との対話からも着想を得て、理科教育論を深める。ときに笑い、ときに涙の自伝的エッセイ。

目次

プロローグ 受け継いでいくもの
1 授業がすべて―モノに根差す
2 骨の教室―「魔法」を解く
3 物語を紡ぐ骨―モノとコトから語る場ができる
4 ユリムンの教室―コスパが悪い学びこそ
5 プラスチックの教室―本物にふれて目を肥やす
6 モノと物語からの学び―教わる側がリアルでこそ
エピローグ 受け継がれる「かけら」

著者等紹介

盛口満[モリグチミツル]
1962年、千葉県生まれ。通称「ゲッチョ」。千葉大学理学部生物学科卒。自由の森学園中学校・高等学校理科教員、NPO法人珊瑚舎スコーレの講師を経て、沖縄大学人文学部教授、沖縄大学学長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

102
学力が重視される今日、本当の教育は何か。生き物や骨を使ってユニークな授業を行ってきた著者が謎の骨、プラスチック、漂着物などに話を広げて授業づくり。また化学教師だった父の病気、父との対話などから教育論を深める自伝的エッセイ。(本文から引用)。学力というのは何をもって学力かということに疑問がある。偏差値が高い・低い、模擬試験の結果など学力は数字で表される。この本のサブタイトルはジュゴンの骨からプラスチック、ひとつの骨から様々な話に展開しそして考えることの大切さが書かれていた。学力と考えることが一体の教育か 2022/09/03

けんとまん1007

44
ものが語る。その語る「ものがたり」を、どう感じ取れるのかを考える。そこにあるのは、知識ではなく、体感すること、五感を動員すること。教育とは?学ぶとは?知るとは?という、根本的な視点・視座への問いかけのように思う。2023/01/18

booklight

34
最近のゲッチョの本はどれもすごくよい。今回は、骨と海洋プラスチック、化学教師でありルーツでもある父の手記、教育とはなんだろう、というテーマが重なり合いながら展開していく。コスパのいい教育、という言葉に引っかかる。資格試験のように目的に対して最短の教育に対して、予測不能だけど、骨拾いなどの多重の学びのあることのほうがコスパがいいのでは、という。本来人は予測不能で多重的な存在という教え子との語らいの中で見つけた答えは、実感があるゲッチョらしい答え。プラスチックがなぜ分解されにくいか、と一から学ぶ姿もいいな。2023/01/07

さたん・さたーん・さーたん

6
化学者である父の遺志を受け継ぎつつ自身も理科教師として沖縄をはじめ各地で行った授業や人・ものとの出会いを綴る。一見脇道に逸れるような話題の進み方や飛躍に戸惑っても、後々回収され帰結していくので読書体験が著者の授業そのものを受けているような感覚。骨に少なからず興味があるので、別の著者の本でホネホネ団を知り今回再会できたことは必然。著者のネットワークから様々な専門家の研究が紹介されるが、地球にはこんなに面白いものがあふれていると気づけること、生命の不思議への憧れが、生きていることを面白くしていくと感じた。2022/07/28

Go Extreme

5
受け継いでいくもの 授業がすべて—モノに根差す 骨の教室—「魔法」を解く 物語を紡ぐ骨—モノとコトから語る場ができる ユリムンの教室—コスパが悪い学びこそ プラスチックの教室—本物にふれて目を肥やす モノと物語からの学び—教わる側がリアルでこそ 受け継がれる「かけら」2021/07/08

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