世界を知る101冊―科学から何が見えるか

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世界を知る101冊―科学から何が見えるか

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000062787
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

出版社内容情報

現在の科学の到達点は? 問題や課題はどこにあるのか? 私たちは科学とどのようにして付き合っていったらよいのか? 書評家としても名高い天文学者が,独自の視点から厳選した本を8分野に分けて紹介.不確実な今,さまざまな疑問に答える本へと導く.「科学の本」の読み方,楽しみ,科学という活動の奥深さもあわせて伝える.

内容説明

天文学者が幅広い書評で楽しい読書に誘う。不確実な時代の科学への確実なガイドブック。

目次

1 サイエンス―世界を「知る」ということ
2 人間―私たちはどこから?
3 生命―この不思議なもの
4 科学の冒険者たち―好奇心を抱きつづけて
5 ちょっと息抜き―文系世界を楽しむ
6 歴史と文化―人間の歩みをたどる
7 現代社会と科学―矛盾はなぜ生まれる?
8 未来―科学から見えてくるもの

著者等紹介

海部宣男[カイフノリオ]
1943年生まれ。1966年東京大学教養学部基礎科学科卒業。現在、放送大学教授、国立天文台名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

57
図書館で科学の本のガイドになるかなと借りた本。毎日新聞に書いていた書評を抜粋したものらしい。著者は天文学者。科学ばかりではなく、社会や歴史などの種類の本も含まれる。しかし、ぜひ読みたいと思う本が皆無だった。ちょっとは読みたいのがいくつかあったぐらい。地味な内容のものが多いせいだろうか。また書き手の真面目さは分かるのだが、自分には常識的すぎるように感じ面白く思えず、飛ばし読みになってしまった。2018/03/31

ジュール リブレ

9
本好きだな、と思っていても、この本で紹介されている本101冊のうち、読んでたのはたった3冊だけでした。『ファーブル植物記』⁉とか、マッターホルン初登頂とその直後の悲劇で有名なウィンパーの『アンデス登攀記』?とか、ちょっと踏み込んだ本がたくさん紹介されてて、うれしくなりました。書評本なので、辞書がわりにそばにおいておきたい感じですかね。2012/04/26

かつ

4
読書メーター再開なう。本書はいわゆるチート&レビュー本。ファーブル「植物記」の話がおもろかった。植物の受精について言及し協会から糾弾。そして極貧生活。からの昆虫記。他にも、たっまたま独立形質に着目し運をも味方にした暇人メンデルさんのお話など。人生何が起きるかわからんぜよ。2012/06/14

壱萬参仟縁

1
読む本に困ったら、この中の本から選んで読めばいいと思える。例えば、A.ピーズ、B.ピーズ著、藤井留美訳『話を聞かない男、地図が読めない女』(主婦の友社、2000年、46-47ページ)、高木仁三郎著『市民の科学をめざして』(朝日選書、1999年、186‐8ページ)など。前者は、脳生理学の成果を援用しつつ、ジェンダー問題を痛快に説明しているようだ。後者は、国家の目線での科学知識ではなく、もう一つの科学として市民の科学をインキュベートする必要があるという(188ページ)。科学は市民に開かれたものだろう。2012/11/21

1
科学系の読み物紹介。読みたい本が増えた。2011/09/11

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