出版社内容情報
本書は,ニュートンから長期にわたって執拗な攻撃を受けた2人の科学者の闘いの物語である.陰謀,野心,自己主張が渦巻き,時にマキアヴェリ的な策謀さえ見せた天才ニュートンの暗黒の側面(ダークサイド)が鮮烈に描き出される.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
左手爆弾
1
ニュートンが近代科学における巨人であることに異論を唱えるものはいない。だが、そこからして彼があたかも聖人であるかのような伝記が多く書かれた。ところが、ニュートンは自分が気に食わない人間に対しては容赦なく冷遇する人物であった。本書はフラムスチードやグレー、さらにはフックなどとの確執を追いながら、ニュートンが権力を行使し、他の科学者を抑圧したことが紹介されている。ただ、興味深い主題の本なのだが、本としての読みやすさや面白さには不足を感じた。2020/10/06
takao
0
ふむ2025/11/08




