出版社内容情報
変成作用の熱力学的研究が進み,世界の変成地帯が総合的に研究されて,広域変成作用のテクトニクスの理解はいちじるしく深まった.変成作用の新しい理論の中心をなす岩石学的な部分について平易に解説した概説書.
内容説明
変成作用の熱力学的研究が進み、世界の変成地帯がさまざまな方法で総合的に研究されて、広域変成作用のテクトニクスの理解はいちじるしく深まった。こうした成果の上に生まれた変成作用の新しい理論について、その中心をなす岩石学的な部分を解説する。記載的な事項の詳細には立ち入らずに、全体像が把握できるよう平易に記述した概説書。
目次
第1章 変成作用とは何であるか
第2章 相律と変成反応
第3章 累進変成作用、アイソグラッド、P‐T‐t径路
第4章 組成‐共生図表と、連続および不連続反応
第5章 粒間粒体の化学組成と緩衝作用
第6章 変成相
第7章 P/T比による広域変成作用の分類
第8章 温度と圧力の変化による泥質変成岩の鉱物の共生関係の変化と変成反応
第9章 温度・圧力の変化による固溶体鉱物の組成変化
第10章 地質学的温度・圧力計
第11章 地殻の岩石の融解
第12章 低P/T比型および中P/T比型の広域変成作用の変成相
第13章 高P/T比型の広域変成作用に限って出現する変成相
第14章 変成作用とテクトニクス
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