内容説明
自治体から配られたハザードマップ、どこかにしまいこんだままにしていませんか?確かにハザードマップはわかりにくいです。しかし、いざというときあなたやあなたの大切な人の命を助けてくれるかもしれません。本書は、そもそもハザードマップとは何か、どのように役立つか、に答え、その活用法を解説します。
目次
第1章 ハザードマップをめぐる状況(東日本大震災が投じた一石;何がハザードマップをわかりにくくさせているか;ハザードマップ不要論があるとすれば;ハザードマップを活かすために)
第2章 そもそもハザードマップとは何か(ハザードマップの定義を再考する;地理学と自然災害;ハザードマップを支える基礎的な地理空間情報;防災行政の取り組み)
第3章 ハザードマップからわかること、わからないこと(津波ハザードマップ―津波来襲をイメージする;水害とハザードマップ―身近な地形からイメージする;土砂災害とハザードマップ―祖先からの言い伝えに学ぶ;火山ハザードマップ―火山の個性や様々な噴火を想定する;活断層地図と地震ハザードマップ―地震被害のイメージを高める;液状化ハザードマップ―土地の成り立ちから予測する)
第4章 わかりやすく役に立つハザードマップを目指して(ハザードマップは誰が誰のために作るべきなのか;地域住民の様々な実態に配慮したハザードマップ;学校でハザードマップを教える;3DグラフィクスやGISを活用する)
著者等紹介
鈴木康弘[スズキヤスヒロ]
1961年、愛知県岡崎市生まれ。名古屋大学減災連携研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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