場の理論とトポロジー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000058353
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C3341

内容説明

本書は共形場理論、Jones‐Witten理論、Chern‐Simons理論などに焦点をあて、場の理論に由来するトポロジーの新手法、すなわち無限次元の対象から有限の位相不変量を抽出する方法を、背景にある幾何学的構造を明確にしながら解説する。岩波講座「現代数学の展開」からの単行本。

目次

第1章 共形場理論の幾何学(ループ群とアフィンLie環;アフィンLie環の表現;Wess‐Zumino‐Witten模型;共形ブロックの空間とフュージョン則;KZ方程式;頂点作用素と作用素積展開)
第2章 Jones‐Witten理論(KZ方程式と組みひも群の表現;共形場理論とJones多項式;3次元多様体のWitten不変量;写像類群の射影表現と位相的場の理論;Chern‐Simons理論と曲面上の接続の空間の幾何)
第3章 Chern‐Simons摂動理論(結び目のVassiliev不変量とKontsevich積分;Chern‐Simons汎関数とRay‐Singerトーション;Chern‐Simons摂動理論による位相不変量の構成)

著者等紹介

河野俊丈[コウノトシタケ]
1955年生まれ。1979年東京大学理学部数学科卒業。現在、東京大学大学院数理科学研究科教授。専攻は位相幾何学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品