出版社内容情報
数学はユークリッド以来2000年以上の歴史をもつ.しかし,その真の描像は一部の専門家を除いて,あまり理解されていない.本書は,人間の知的活動の成果である数学の諸側面を一般の人を対象に解説した意欲的な好著.
内容説明
数学はユークリッド以来二千年以上の歴史をもつ学問であるが、専門家を除いてその真の姿はあまり理解されていない。自然科学の諸分野の現況については興味をもつ読者にイメージを持たせることが出来るのに、数学の場合は何故出来ないのだろうか。本書は、人間の知的活動の成果である数学の諸側面を一般人向けに解説した意欲的な好書であり、著名なフランス人数学者の数学讃歌である。
目次
第1章 数学と数学者
第2章 数学の問題の本性
第3章 古典数学の対象と方法
第4章 古典数学の二、三の問題
第5章 新しい対象、新しい方法
第6章 《基礎》論の世界