出版社内容情報
高校数学程度の素養をもった読者にトポロジーの初歩からその基本事項をていねいに紹介した最適の入門書.論理的理解と直観的理解が並行して進むよう,親切な工夫が凝らしてある.章末に練習問題,巻末に解答を付す.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Q
1
数式アレルギーの僕には難しかったです。定義や証明による説明よりも自然言語による曖昧な説明の方が飲み込みやすいと感じました。位相の説明などは章の冒頭にそのような自然言語と図による説明があるので、図だけ見て興味のある部分を拾い読みするのも良いでしょう。後半、圏論のような図式が頻繁に登場します。圏論とトポロジーの関係について疑問を持ちました。具体的な応用の例も多数見られますが、せいぜい4次元程度の例に留まっているのも気になりました。もっと多次元な例は二次元の図面で表現できないので入門本には登場しないのでしょうか2019/07/10
枕流だった人
0
1986/5/25 2刷