出版社内容情報
優れた天文学者が「科学は何の役に立つのか」という質問に答える.科学の歴史を概観しながら,科学は物質的繁栄のためにあるのではなく,科学が到達した世界の見方を人間の知恵として利用することに価値があると語る.
内容説明
優れた天文学者である著者は、天文台を訪れる一般の人々からの「科学は何の役に立つのか」という質問に対する回答としてこの本を書いた。科学の歴史を概観しながら、科学は物質的繁栄のためにあるという一般の見方とは違って、その最も価値のある側面とは科学が到達した世界の見方を人間の知恵として利用することにあると語る。
目次
1 世界を変えること
2 世界を解釈すること
3 科学の文化的次元
4 科学の宗教的次元