多変数複素解析

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  • サイズ A5判/ページ数 119p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000056526
  • NDC分類 413.58
  • Cコード C3341

内容説明

一変数の複素関数に関する基礎理論を多変数の土壌に移植した岡潔の仕事を中心に紹介する。本書では、正則関数がコーシー‐リーマン方程式の弱解として特徴付けられることを基礎として、関数論における種々の大域的な存在定理を調べる実解析的手法を解説する。講座「現代数学の展開」からの単行本。

目次

第1章 正則関数
第2章 正則関数環と〓コホモロジー
第3章 擬凸性と多重劣調和関数
第4章 L2評価式と存在定理
第5章 拡張・割算問題の解
第6章 Bergman核

著者等紹介

大沢健夫[オオサワタケオ]
1951年生まれ。1978年京都大学理学部大学院(数理解析専攻)修士課程修了。現在、名古屋大学大学院多元数理科学研究科教授。専攻は複素解析幾何(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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