相互排除問題―「際どい資源」をいかにプログラムで利用するか

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000056182
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

並行プロセスがコンピュータの資源を同時に利用しようとするとき、どのように保護するか。この相互排除問題について「五人の哲学者の食事問題」はじめダイクストラやクヌースが提示した問題を解くためのアルゴリズムを明快に解説する。基本的な概念および原理がよくわかる。

目次

1 プロセスと同期
2 共有記憶を用いた相互排除(ソフトウェアによる解法;ハードウェアによる解法;同期問題;同期基本命令)
3 相互排除のための言語機構(並行文;条件付き際どい区域;モニタ;順路式;強制論理;待合せ)
4 分散環境における相互排除(状態変数を用いた解法;メッセージ通信にもとづいた解法)

著者等紹介

土居範久[ドイノリヒサ]
1939年兵庫県生まれ。1964年慶應義塾大学工学部管理工学科卒業。慶應義塾大学理工学部教授、中央大学理工学部教授などを経て、現在、慶應義塾大学名誉教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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