数学の花束

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000055314
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0041

出版社内容情報

2000年前の定理の新証明を考えついた数学愛好家、新しい素数を次々と発見する高校生。数学には、野に咲く花を楽しむように誰でも味わえる美しさがある。さあ、ロマンあふれる数学と、数学に魅せられた人々について語ろう。

内容説明

2000年前の定理に、数学者の思いもよらない新証明を考えついた数学愛好家、新しい素数を次々と発見する高校生。数学の美しさは、専門家だけが登れる険しい山道の先にあるだけではない。野に咲く花を見つける楽しみは誰でも味わえる。さあ、あなたもロマンあふれる数学の花旅にでかけてみよう。

目次

1 『博士の愛した数式』をめぐる花旅
2 素数の大山脈のお花畑をめぐって
3 人類が最も愛した数、円周率π
4 狭すぎた余白の波紋
5 ピュタゴラスの定理4000年の輝き
6 一筆書きの楽しさ
7 私達の世界にこんな簡明な法則が!
8 地図は4色で塗り分け可能か?
9 フィボナッチ数の楽しみ
10 花の正体:数学とは?

著者等紹介

中村滋[ナカムラシゲル]
1943年生まれ。1965年東京大学理学部数学科卒。1967年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、理学修士。東京商船大学商船学部教授などを経て、現在、日本フィボナッチ協会代表、東京海洋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまこ

6
オイラーの等式や友愛数の解説から、『博士の愛した数式』の1シーン1シーンが蘇ってきた。また、地図の塗り分けに関する4色定理から、『容疑者χの献身』で湯川と石神が初めて会話したシーンを思い出した。数学史を紐解きつつ、現代における数学の論点を解説し、さらに文芸評論の要素も入っている、一般教養としての数学の本。著者の中村先生の感性は、とってもロマンチック。2013/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/616222
  • ご注意事項

最近チェックした商品