出版社内容情報
2000年前の定理の新証明を考えついた数学愛好家、新しい素数を次々と発見する高校生。数学には、野に咲く花を楽しむように誰でも味わえる美しさがある。さあ、ロマンあふれる数学と、数学に魅せられた人々について語ろう。
内容説明
2000年前の定理に、数学者の思いもよらない新証明を考えついた数学愛好家、新しい素数を次々と発見する高校生。数学の美しさは、専門家だけが登れる険しい山道の先にあるだけではない。野に咲く花を見つける楽しみは誰でも味わえる。さあ、あなたもロマンあふれる数学の花旅にでかけてみよう。
目次
1 『博士の愛した数式』をめぐる花旅
2 素数の大山脈のお花畑をめぐって
3 人類が最も愛した数、円周率π
4 狭すぎた余白の波紋
5 ピュタゴラスの定理4000年の輝き
6 一筆書きの楽しさ
7 私達の世界にこんな簡明な法則が!
8 地図は4色で塗り分け可能か?
9 フィボナッチ数の楽しみ
10 花の正体:数学とは?
著者等紹介
中村滋[ナカムラシゲル]
1943年生まれ。1965年東京大学理学部数学科卒。1967年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、理学修士。東京商船大学商船学部教授などを経て、現在、日本フィボナッチ協会代表、東京海洋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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