シルヴィアの量子力学

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000054645
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0042

出版社内容情報

ドイツの女子高生シルヴィアによる、わくわくドキドキする量子力学の入門書。量子の発見からシュレーディンガーの猫、多世界解釈、量子コンピュータ、量子重力まで、不思議に満ち満ちた量子の世界を案内します。

内容説明

ドイツの女子高生シルヴィアが書いた、ワクワクドキドキする量子の世界への入門書。シュレーディンガーの猫、多世界解釈、量子コンピュータ、量子重力―驚きに満ちみちた量子の世界に魅せられたシルヴィアは、量子物理学をまったく独学で学び、純粋な喜びの表現としてこの本を書きました。彼女の案内で、量子力学のとんでもない不思議な世界に遊んでみてください。

目次

光と物質
プランクの作用量子の由来
光電効果
二重スリットの実験
電子で二重スリットの実験
コンプトン効果
ハイゼンベルクの不確定性関係
波動関数の収縮
ボーアとアインシュタインの論争
ボーアの原子モデル
シュレーディンガー方程式
シュレーディンガーの猫
量子力学の表現形式の解釈
EPRのパラドックス
ベルの方程式
量子物理学の現代的な応用
量子重力

著者等紹介

カメホ,シルヴィア・アローヨ[カメホ,シルヴィアアローヨ][Camejo,Silvia Arroyo]
1986年ベルリン生まれ。2005年に大学入学資格試験に合格、同年10月からベルリンのフンボルト大学物理学科で学び研究している。量子光学、量子コンピュータ、量子力学の解釈問題、素粒子理論、一般相対性理論など、現代物理学への関心は広い。2004年、ベルリン物理学協会の学生賞を受賞。バイオリンが得意でコンクールで賞を二度受賞

小谷正博[コタニマサヒロ]
1939年生まれ。学習院大学理学部講師・助教授を経て、学習院大学理学部教授。理学博士(東京大学)。専攻は物理化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

赤い熊熊

5
ドイツの女子高校生による量子力学の本。前期量子論からシュレーディンガー方程式辺りまで、教科書のようにちゃんと書いてあって、久しぶりの復習ができました。面白く読めました。それ以降のことも書いてあって、波動関数の収縮についての問題や量子テレポーテーション、量子重力などのお話も書いてありましたよ。途中から僕には難しかったけれど。著者が大学へ進み、研究者としてどんなふうに成長してるんだろうかと、気になるところです。また新著を書いて邦訳されるといいな。2014/04/17

赤犬

3
EPR問題や解釈など知っておくべきことを幅広く扱っている上にわかりやすく、量子力学の入門書に適している。数式も出てくるが、一部を除いて文系でも追うことができる。さわりだけならこの一冊で十分かも。ただし、あくまで入門書であり、専門的なものでわかりやすいということは深く踏み込んでいないということなので、もっと理解しようと思うならより専門的な本を読む必要あり。これを女子高生が書いたというのだから驚き。2014/02/13

MAT-TUN

3
著者は17才の女子高生。著者がしっかりと量子の世界を理解した上で書かれているのでとてもわかりやすく、非常に面白い。量子力学に対して猛烈に興味が湧いてきます。また、御歳70才になんなんとする小谷正博先生が、茶目っ気のある言葉も交えながら翻訳している様子を思い浮かべるとちょっとおかしい(笑)。超オススメ本です。 2012/03/03

ヨウジン

0
量子力学の取っ掛かりとしては最適な本だと思います。2011/04/14

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