出版社内容情報
抽象的な数学の理論ができあがる背景には,たくさんの具体的な計算のつみかさねがある.本書はやさしい算数の計算を実際に解いてみながら読み進め,フェルマー,オイラー,ガウスなどの大数学者が切り開いてきた素晴らしい数学の世界が堪能できる数論の入門書である.最終章では円周率πが無理数であることの証明にチャレンジする.
内容説明
数学の理論ができあがる背景には、たくさんの具体的な計算のつみかさねがある。やさしい算数の計算を解いてみれば、フェルマー、オイラー、ガウスなど大数学者が切り開いてきた素晴らしい数学の世界も堪能できる。素数や循環小数、連分数へとすすみ、最終章では円周率πが無理数であることの証明にチャレンジする。
目次
1 割り算から合同式へ
2 素数と素因数分解
3 不定方程式―方程式の製数解をさがす
4 合同式の発展―フェルマーの小定理・オイラーの定理
5 平方数の和
6 連立合同式
7 平方剰余
8 連分数
9 連分数の応用―πが無理数であることの証明
著者等紹介
ウォルターズ,R.F.C.[ウォルターズ,R.F.C.][Walters,R.F.C.]
Insubria University(イタリア)教授。専門は代数学
中島匠一[ナカジマショウイチ]
1955年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程(数学専攻)修了、理学博士。東京大学教養学部助教授・東京大学大学院数理科学研究科助教授を経て、1998年より学習院大学理学部教授。専門は整数論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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