群と表現

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  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000052702
  • NDC分類 411.6
  • Cコード C3041

内容説明

群は、理学や工学で対象の「対称性」を利用して取り扱いを簡略化するのに用いられてきた。結晶内部に電子の振舞いを記述する量子力学や素粒子論、一般相対性理論でも群論は大活躍する。対象の背後に潜む抽象的な構造から、それを具象化した表現論へと見通しよく解説する。群論の基礎から応用までが一望できる入門書。「岩波講座 応用数学」からの単行本化。

目次

第1章 群の構造
第2章 有限群の表現
第3章 位相構造
第4章 連続群
第5章 線形Lie群とLie代数
第6章 連続群の表現
第7章 ルートとウェイト

著者等紹介

江沢洋[エザワヒロシ]
1932年生まれ。学習院大学名誉教授

島和久[シマカズヒサ]
1934年生まれ。東京理科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かしゃるふぁ

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物理の人向けのリー群・表現論の本のなかでは数学的な内容が多くのっている本です。具体的な行列の計算として書かずに抽象的に記述されている部分が多かったり、測度など物理の人には身近ではない概念が説明なしに飛び出てくるので、一番最初にこの本を読むのは厳しいと思います。物理への応用に関しても他の本(ジョージアイなど)に詳しく載っているので、とりわけこの本を読む意義はないと思います。2013/10/23

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