出版社内容情報
動物は考えることがあるのか.さまざまな動物の複雑で知的な行動をさぐりながら,諸科学の最新の成果にもとづいて,動物には心や意識がないとする従来の信仰に挑戦し,人間自身の心や意識についても見直しを迫る.
内容説明
タコが発する不思義な信号、ガラガラヘビの眼に映る光景、クジラの歌のメッセージ、シギやチドリの優雅な防衛反応、動物たちの行動を探り、彼らの意識に光をあてる。
目次
1 ソノマ山にて
2 失われた伝統
3 三つの世界
4 意識の宿る所
5 経験の機構
6 意識の化学
7 隠された意識
8 現実の特性
9 意識のコミュニケーション
10 太陽のイメージ