内容説明
かつては応用を意図されなかった理論が、いまや最先端の技術開発を根底から支えるとともに、そこから新たな着想を得て、さらに洗練されていく。本書は、医療・生命科学や金融などのテーマを選び、その中で数学の自由なアイデアがどのように展開していくかを初学者にもわかりやすく伝える。
目次
1 輪切りにしてもいいですか?
2 幾何と統計が生む信号検出技術
3 顕微鏡をのぞくと株価が!
4 秘密の鍵は素数にあり
5 渦を破壊せよ
6 DNA結び目のメカニズム
著者等紹介
若山正人[ワカヤママサト]
九州大学大学院数理学研究院教授、専門は表現論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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