出版社内容情報
現実と見紛うばかりのコンピュータグラフィックスにはどのような幾何学が必要なのか。現象や計算結果を視覚的に理解するのに使われる数学とは何か。「可視化」を切り口に現代の幾何学が活躍するトピックを基本から解説。
内容説明
現実と見紛うばかりのコンピュータグラフィックスにはどのような幾何学が必要なのか。現象や計算結果を視覚的に理解するのに使われる数学とは何か。「可視化」を切り口に現代の幾何学が活躍するトピックを基本から解説する。
目次
1 曲面の微分幾何(滑らかな曲面;平均曲率 ほか)
2 離散可積分系の基礎(離散化の基本的アイデア;2次元戸田格子方程式とその離散化 ほか)
3 平均曲率一定曲面(CMC曲面を学ぶことへの動機づけ;CMC曲面とその変分的性質 ほか)
4 曲線や曲面に関する離散微分幾何学(R2とCP1の離散曲線;高元次のメビウス変換 ほか)
5 デジタル映像表現のための幾何学(CGにおける基礎概念;3次元の回転と四元数 ほか)
著者等紹介
若山正人[ワカヤママサト]
九州大学大学院数理学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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