内容説明
日本人初のフィールズ賞受賞者が、高校数学を終了し続いて大学初年級で本格的な微分積分学を学ぼうとする人のために、情熱を込めて書きおろした教科書・参考書。厳密でありながら、感覚的にわかりやすく叙述されているのが最大の特徴である。2では多変数の微積分を扱い、多変数関数、多変数の微分法、多変数の積分法、曲面と曲線について学ぶ。基礎数学選書の一冊として好評を得ていた『解析入門』の待望の軽装版。
目次
第6章 多変数の関数(2変数の関数;微分法;極限の順序;n変数の関数)
第7章 積分法(多変数)(積分;広義積分;積分変数の変換)
第8章 積分法(つづき)(陰伏関数;n変数の関数の積分;積分変数の変換)
第9章 曲線と曲面(曲線;曲面の面積)