内容説明
都会に近い海の底。空き缶や古タイヤ、ギターに扇風機、人間が捨てたゴミですが海の生きものには大切な「いえ」なのです。
著者等紹介
大塚幸彦[オオツカユキヒコ]
1958年、山口県生まれ。大学在学中の1978年にダイビングと水中写真を始める。以後は独学で水中写真を学び、伊豆の海をベースに世界各国の海で海洋生物の生態を写真に記録。最近はライフワークとして「海洋環境」ジャンルの写真を精力的に発表。日本写真家協会(J.P.S.)会員。第9回アニマ賞受賞(1992年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鱒子
39
図書館本。人間が捨てたゴミに暮らす、海底の生き物たちの写真集です。あとがきで「ゴミを海に捨てたのは人間のエゴだが、それを逆手にとった、なんとたくましい生き方か!こんな世界もあるのかと、感動に胸が震えた」と書いてあります。全くその通りです!(*^ω^*) ゴミは空き缶と古タイヤが多いです。不法廃棄の肯定はできませんが、でも、どのゴミももうすっかり海の一部になっています。2017/07/30
けんとまん1007
31
こんなものまでが、海底に捨てられているとは・・・という驚きが大きい。それを棲み処にしたり、産卵場としたりしているが、果たしてどうなんだろう?と思ってしまう。2020/07/04
ほむら
11
ゴミは、美しい海の外観を損なうものだと思っていた。ポイ捨てはもちろんいけないことだけど、ミスマッチに思われた魚と空きカンが随分相性良く寄り添っている。なんでこんなものまで!?というのはやはりたくさんあるが、どんなゴミも海に染められ、海の一部となっている。人間のそんな浅はかな行動も海の前ではちっぽけでなんでもないのだ。そしてウツボのまぬけヅラの可愛いこと可愛いこと。2013/02/28
みんにゃりん
10
人間の目から見たらうへぁ、ゴミでいっぱい!なんだけど、たくましい海の生き物さんたちには立派なお家。ガラケーで電話してるように見えるウツボ氏が可愛かった(*´艸`*)2020/06/12
千尋
9
海に捨てられたゴミを再利用(?)し、住処にしているお魚さんたちの写真集*現代アートのように美しく、ちょっぴりユニークでした*でも、環境保護&お魚さんたちのためにもゴミ捨てはほどほどにね♪2011/10/27
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