出版社内容情報
情報社会における読者サービスのあり方.子どもと本の出会いを助ける文庫活動の喜び.足りない蔵書と職員,多様化する本の選択と保存の悩み.出版や流通への希望など,公共図書館の館長が語る現在と未来.
目次
この20年間、図書館はどう変わったか
市民の側の論理で動く
機械化をどう考えるか
子どもたちへの働きかけ
放課後文化の可能性
だれのための図書館か
出版文化とのかかわり
図書館は訴える
図書館は浄化装置
地方自治と文化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
78
2016年426冊め。60年代から80年代にかけての図書館の動向のまとめ。電子化の流れが迫る中で、合理化、最近も問題視されている民間委託の問題についてもこの頃から懸念されていたようだ。学童に関連して「放課後文化の可能性」という視点は興味深い。2016/06/18
ツキノ
2
今月のMust本③ 86年に発行の対談本。おそろしいほど未来を言い当てているような。委託問題にも触れている。図書館の役割りがわかって参考になった。2012/12/21
くり坊
1
1986年5月20日初版発行。現在、2024年5月になろうとしているので、だいぶ古い1冊となる。53頁に「図書館の自由に関する宣言」という文言が記載されており、これは今日でも重要なものだと納得した。図書館は、資料の収集および提供の自由を有し、利用者の秘密(何を貸出しているのか)を守り、すべての検閲に反対する...というものである。この「図書館の自由」が守られないと、わたしたちは、安心して図書館を利用できないので、これは、ぜひとも継承していって欲しいと思った。2024/04/30